ふたつの子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)

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 ふたつの子宮がん(子宮頸がん、子宮体がん)


 子宮の入り口付近の子宮頸部にできるのが『子宮頸がん』で、30〜50代に多く見られます。

 子宮の奥のほうにできるのが『子宮体がん』で、40代以降に多く発生します。


子宮頸がん 子宮体がん
0期 がん細胞が頸部の上皮内だけにとどまっている早期の状態 子宮内膜に正常の細胞とは異なった細胞が増えている状態で、がんの存在が疑わしい状態
T期 Ta期 がん細胞が上皮の下の基底膜に浸潤しているもの。浸潤の深さは5ミリ以内 Ta期 がん細胞の浸潤は子宮内膜だけ
Tb期 がん細胞の浸潤は子宮筋腫の2分の1以内
Tb期 浸潤の深さが5ミリを超えるが、がん細胞は頸部だけにとどまっているもの。 Tc期 子宮筋腫への浸潤が2分の1以上
U期 がんが子宮頸部を越えて子宮周辺に広がっている状態 がんが子宮体部を越えて頸部にも広がった状態
V期 がんが膣壁や骨盤壁の奥まで広がっている状態 がんが子宮を越えて、膣、卵巣・卵管、骨盤や大動脈のリンパ節などにも広がった状態
W期 がんが子宮を越えて、膀胱や直腸の粘膜まで広がっている状態。全身への転移の可能性あり。 がんが骨盤を越えてほかの臓器へ広がったり、膀胱や直腸の粘膜にも広がった状態。全身への転移の可能性あり。


 手術

円錐切除術
円錐切除術はおなかを切らずに、膣からメスなどを入れて子宮頸部の組織を円錐形に切除する方法

レーザー照射療法
表面の病変をレーザーで焼き取る方法。

単純子宮全摘出術
0期やTa期の頸がん、体がんで妊娠を望まない人や、筋腫を併発している場合、子宮だけを摘出する。

準広汎・広汎子宮全摘出術
Tb期以上の頸がん、体がんで、リンパ節に移転している可能性も高いので転移を防ぐために両側の卵巣・卵管、骨盤内のリンパ節なども切除します。
切除する範囲の広さにより、準広汎と広汎があります。




子宮筋腫とは気長につきあう ⇔ 卵巣のう腫




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